主夫の料理 チヌのタタキ

長ちゃん

2018年06月14日 22:10

高知でタタキと言えばカツオが有名ですが、ボクの生まれ育ったカツオの水揚げNo,1の田舎では、カツオよりタマメ(笛吹きダイ)、キツ(イズスミ)、グレ(メジナ)の順でタタキが好まれていました。

夏場のキツはイマイチですが、魚屋では冬場はグレより高く1キロ¥3,000以上と高値でした。
もう40年も前の話しですが(^^;

タタキで1番人気のタマメ、磯のダンプカーとも呼ばれ、引きが強く60cmオーバーは上物仕掛けではなかなか難しい魚ですが、夏が旬でこれからの時期釣れたらタタキを試していただきたい魚です。

今回は魚は違うけど、作り方は同じなので、先日釣ったチヌで作ったタタキをご紹介します。

まず、刺身にする前の状態、皮を付けたまま3枚に下ろし血合い骨をカットし、そして5枚に下ろして魚焼き器?に挟んで流し台のシンクの上で両面をガスバーナーで炙ります。

ガスコンロや炭火は面倒なので使いません。

火力が強ければOKです。


こんなのに挟んで。

両面を強火で炙ったら冷水に漬け、水から取り出しキッチンペーパーで水気を取って、こんな感じに切ってお皿に並べます。



そして、5分位水にさらしたタマネギ、万能ネギ、スライスしたニンニクを乗せ、タレを掛けて上から軽く叩くように押し付け完成です。

タレ、普通一般的なタタキは、お酢がベースになりますが、お酢は使いません。

お酢でも良いのですが、日本酒(料理酒でOK)を使います。

酒1、濃口醤油1、砂糖(味をみながら好みで)、あとニンニクが好きなら摩り下ろしたニンニクも混ぜ合わせます。

チヌは一切見えませんが、出来上がったチヌのタタキは、こんな感じです。



食べる前に冷蔵庫で冷やす(寝かす)と美味しいです。

是非試してください(^^)


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